不祥事続出で財政危機…桃田賢斗をいまだ「客寄せパンダ」にするバドミントン協会の前途多難

公開日: 更新日:

「全国的に見ても彼の存在は非常に大きい。やはり全国どの大会でも、桃田選手が出ると非常にたくさんのファンが、他の選手以上に集まってこられる。そういう彼の魅力というものに期待をしながら、このチームを編成しました」

 確かに、桃田の知名度は抜群。過去には闇カジノ問題、女性スキャンダルを起こしているとはいえ、不祥事続き&財政危機にあるバドミントン協会にとってはこれ以上ない「ドル箱」になるだろう。だが、現在ジャカルタで行われているインドネシアマスターズで桃田はまさかの初戦負け。不安要素も多い。

 今夏にパリ五輪が迫る中、バドミントン協会の再建は間に合うのだろうか。

 ◇  ◇  ◇

関連記事【もっと読む】…では、日本代表チームのスポンサーであるダイハツが引き起こした「人命に関わる前代未聞の大規模不正」について、日本バドミントン協会を直撃している。バドミントン協会は冠スポンサーの不祥事をどう受け止めているのか、必読だ。その他、関連記事にはこれまで協会が起こしてきた不祥事をまとめている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動