平林清澄の将来性を元陸連強化委員長はどう見た? 大学3年で初マラソンの大阪で「2時間6分18秒」圧巻V
「初マラソンでこれだけの走りができれば将来が楽しみです」
こう語るのは、元陸連強化委員長の澤木啓祐氏だ。
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25日に行われた大阪マラソンで、今年の箱根駅伝5位の国学院大エース・平林清澄(3年)が32キロ付近の上り坂で昨年のマラソングランドチャンピオンシップ優勝の小山直城らを突き放して優勝。2時間6分18秒の記録は、青学大の横田俊吾(現JR東日本)の日本学生記録(2時間7分47秒)どころか、西山和弥(トヨタ自動車)の初マラソン日本最高(2時間6分45秒)も大幅に更新。日本陸連の瀬古利彦ロードランニングコミッション・リーダーは「次のロサンゼルス五輪の大エースになりそうな気がする」と絶賛した。
平林は昨年の全日本大学駅伝ではエースが集う7区で区間賞を獲得。箱根も「花の2区」で区間3位と好走。将来は世界の舞台で戦いたいという。