大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕
内角高めについてはさらなる駆け引きもあるという。
「左打席に立つ大谷の体付近の際どい球についてです。弱点がハッキリしているからといって、内角高めのストライクゾーンギリギリに速球を投げ込むには技術が必要になる。万が一、ミスをしてぶつけようものなら、人気選手だけに投手はバッシングされかねない。大谷はそんな事情を利用しているフシがある。たとえ体に当たりそうもない球だろうと、オーバーアクションで避ける仕草をする。すると本拠地ドジャースタジアムのファンは、投手に対して一斉にブーイングを浴びせる。どうしたって投手は内角の厳しいコースに投げにくくなりますからね。大谷はそれが狙いで、わざわざ大袈裟に避けているという話があるのです」(同)
きょう10日からはメジャー最高勝率の対フィリーズ3連戦。負傷者リスト入りしている主砲のハーパーとシュワバー(ともに31)の2人が今回のドジャース戦から復帰予定で、チームの士気も上がる。フィラデルフィアはただでさえ排他的な土地柄といわれるだけに、大谷とフィリーズ投手陣のせめぎ合いは激しいものになるに違いない。