「イチローの愛弟子」が大谷の偉業達成に待った!日本にルーツ持つ「打率.331」の強敵
「BOOOOOOO!」
日本時間10日、東海岸のフィリーズの本拠地・シチズンズバンクパークで、強烈なブーイングを浴びたのが大谷翔平(30)だ。
10日のプレーボール直後の第1打席、大谷に対する非難は、球場全体に大きく響き渡った。
フィリーズはナ・リーグ東地区で首位を独走し、リーグ全体でも勝率(.648)トップ。その最強軍団相手に2打数1安打、1盗塁をマークしたものの、試合は1-10で大敗。大谷は11日の試合も、1番・指名打者でスタメン出場した。
10日現在、リーグトップの28本塁打、同2位の打率.315、同3位の65打点で三冠王を射程圏内に捉える大谷。3部門の中で、もっとも難関とされるのが打率だ。
大谷以外、トラウトくらいしか好打者がいなかったエンゼルス時代とは違い、好打者が揃うドジャースではマークは分散。積み重ねの記録である本塁打と打点は順調に数字を伸ばしているものの、安打を打てなければ数字が落ちる打率は、常に予断を許さない。
ナの首位打者争いは、パドレスの「1、2番コンビ」のプロファー、アラエスが揃って打率3割1分前後で大谷を追い、故障離脱中の同僚・ベッツも.304をマーク。そんな中、一気に大谷を突き放す打率.331の強敵が現れた。昨10日に規定打席に到達したブルワーズのイエリッチ(32)である。