清原ジュニアを指名する球団は?スカウトからは《育成なら…》という声も
“番長”の息子が、悩んだ末に決断した。
12日、慶大の清原正吾(4年)がプロ志望届を提出したことを、自身の口から明かした。
父親は西武や巨人で活躍した清原和博氏(57)。その血がなせるわざか、8月末に六大学選抜選手として日本ハムの二軍と対戦し、エスコンフィールドで左越えの一発を放った。
今春は六大学の一塁手ベストナインに選出。ドラフトで指名されることはあるのか。
パのスカウトは「少なくとも、ウチのドラフト候補リストには載せていない」と、こう続ける。
「中学時代はバレーボール部、高校ではアメフト部に所属し、慶大で少年野球以来となる6年ぶりの野球復帰。それだけのブランクがありながらレギュラーを張っているのだから、伸びしろはある。186センチ、90キロの体格も立派です。しかし、大卒選手は即戦力が求められる。現段階の実力で判断した場合、残念ながらドラフトにかかるレベルにない、という判断です」
エスコンで一発を放ったものの、慶大では通算18試合に出場し、0本塁打、7打点、打率.246だ。