荒川静香や高橋大輔ら“自力で”稼がざるを得ない裏事情…フィギュア「推し活」サイト共同運営
黄金期は終わった。
フィギュアスケーター10名が会員制ファンコミュニティーをオープン、共同で運営するという。メンバーはトリノ五輪金メダリストの荒川静香(42)、バンクーバー五輪銅の高橋大輔(38)をはじめ、村元哉中(31)、田中刑事(29)といった元五輪代表が名を連ねている。
これはフィギュアファンの「推し活」を後押しするサービスで、チケットの先行予約特典のほか、練習映像やアイスショーの裏側を限定公開したり、ファンミーティングに参加できたりというもの。注目すべきは、メンバーの中に友野一希(26)、青木祐奈(22)、上薗恋奈(14)ら現役選手が5名含まれていることだ。
「本来、フィギュアスケートの現役選手はアマチュア扱いでスケート連盟の管理下にある。オフシーズンでもメディアやイベントに出ることは他のスポーツ団体に比べて少なく、特にこういった『推し活』の類にお堅いフィギュア関係者は消極的。大阪の泉佐野市がふるさと納税の返礼品としてファンミーティングを開催したことはありましたが、大々的にファンと触れ合う機会は少なかった。それが“プレミア感”を生み出していた側面もあります。