来季の大谷は盗塁数激減か…カモにされた地区ライバル2球団が早くも機動力対策で「包囲網」
米野球データサイトの「ファングラフス」は日本時間1日、ドジャース・大谷翔平(30)の来季成績を予想する記事を掲載。投打の二刀流で復帰した場合、投手として24試合(142回3分の2)に登板し、10勝7敗、防御率3.49、166奪三振。打者としては150試合で打率.280、43本塁打、104打点で2年連続打撃2冠とした。MVP投票で重視される選手の貢献度を示すWARは投手「2.9」、打者「5.6」の計「8.5」で、3年連続のMVP獲得が有力とした。
中でも焦点になるのは盗塁だ。ロバーツ監督は11月末、地元放送局「スポーツネットLA」に出演した際、「投手として出場するので盗塁数は多少、減ると思う」と見通しを明かしたように、故障防止の意味もあって盗塁数は今季の59個から大幅に減って34個と予想しているが、それでも、今季のナ・リーグ5位に相当する。大谷が出塁すれば、得点の可能性が高まるだけに、走られ放題だったライバル球団が手をこまねいているはずがない。
今季の大谷はロッキーズ戦で9個、ダイヤモンド(D)バックス戦で7個とナ・リーグ西地区のライバル2球団から荒稼ぎした。その両球団は早くも大谷の機動力対策に動いている。