佐々木朗希を獲れない2球団は踏んだり蹴ったり…争奪戦に負けたら代償はとてつもない
いずれにしろ、佐々木を獲得できるのは1球団だ。争奪戦で涙を飲む2球団は佐々木はもちろんトレードで若手有望株を失ううえ、例えばドジャースのように獲得するはずだった選手を逃すケースもある。国際ボーナスプールをフルに佐々木に注ぎ込むため、獲得を予定していたドミニカ共和国出身の有望株、ダレル・モレル遊撃手はドジャースに見切りをつけてパイレーツと契約する見込みとか。モレル同様、ドジャースを袖にしそうな有望株は他に2人いるという。パドレスやブルージェイズも事情は一緒だ。
佐々木が獲得できればよいものの、獲得できなければ資金捻出のためにマイナーの有望株を放出したうえ、獲得予定だった有力選手にも逃げられてしまうのだ。
佐々木の交渉期限は同24日午前7時。3球団はなまじっか最終候補に残ったばかりに、獲得を逃す2球団はまさに踏んだり蹴ったり。佐々木の契約が遅くなればなるほど、ダメージは膨れ上がることになる。
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そんな佐々木に関して、球界では「25歳ルールを知らなかった説」が囁かれている。あれだけ「メジャー、メジャー」と言っていた佐々木がまさか…ではあるが、なぜそのようなウワサが広がったのか。球団関係者が語る、それも納得の「不可解な言動」とはーー。
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