ソフトB栗原陵矢の病院直行を招いたホークスイズム…SNSでは「過度な全力プレー」と批判の声も
「ソフトバンクはダイエー時代に秋山幸二さんが移籍して来て以降、常に全力でプレーすることが伝統になっている。それこそ柳田が好例。張り切り過ぎて、いわゆる『しなくてもいいケガ』を何度もしていますからね。しかも、現役時代から秋山さんの薫陶を受けている小久保監督が就任して以降は、そうした傾向に拍車がかかっている印象です。小久保監督は選手の立ち居振る舞いにも厳しく目を光らせており、たるんだプレーなどはもってのほか。栗原とすれば、ファウルゾーンに落ちる打球を諦める、という選択肢はなかったのでしょうが……」
ホークスOBで現西武の鳥越ヘッドコーチもキャンプ中、ベテラン三塁手の外崎が飛球を最後の最後で諦めた際は、ミーティングで「最後まで責任感と執着心を」と、ナインに注意を促していた。
試合中に病院へ直行した栗原について、「試合中のケガだから仕方ない」と話した小久保監督。どうしても歯切れが悪いのは当然か。
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