森高千里の「水曜歌謡祭」 浮沈のカギを握るのはアンジャ渡部
「緊張」「緊張」の嵐だった。ゲストの和田アキ子もAKB48もさだまさしも鈴木雅之も槇原敬之も、み~んな「緊張」を口にするものだから、見ているコッチまでハラハラドキドキ。せいぜい平静を保っていたのはMCは初めてという森高千里(45)ぐらいだったか。フジテレビがこの春から鳴り物入りでスタートさせた「水曜歌謡祭」の初回放送(15日)の様子だ。
で、注目の視聴率は……7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。この数字を高いと見るか、低いと見るか。
「音楽番組としては決して低い数字ではありません。トップをひた走る『NHK歌謡コンサート』がだいたい10%前後、2番手の『NHKのど自慢』と『木曜8時のコンサート』(テレビ東京系)が8~9%、レギュラー番組としては4番手の『MUSIC FAIR』が5~6%という状態ですから、4番手には食い込むことになります。ただし、水曜8時のゴールデン、しかも、裏番組はバラエティーばかりで強力ドラマはゼロという状況を考えると、フジ上層部は不満でしょう」(テレビ関係者)
改良点はどこか。前述の通り目玉の森高は割と落ち着いていた。むしろ気になるのはともにMCを務める渡部建(アンジャッシュ)が想像以上にアワアワしていたことだ。