髪の毛に例えて分かった SMAP中居正広が独身を貫くワケ
髪の毛が減る=ファンが減る。減ればやがて地肌が透けて見えてくる=コンサートにおける空席。髪なら植毛や増毛ができるが、ファンはそうはいかない。“サクラ”でも雇わないと空席は埋まらない。抜け毛が加速すればやがてなくなる。髪にはカツラという方法もあるが、ファンはそうはいかない。どうする――。
増やすことのできないファン。ここは発想の転換が必要。増やすのではなく、今度は減らさない努力になる。恋愛や結婚などファン離れが起こりそうなことはできるだけ避ける。近藤真彦のショーは、昔からのファンがママになっても足を運べるように「子供同伴席」が用意されているという。これも減らさないアイデアだと思う。
ファンが多く聴くラジオでプライベートなことを報告する中居。ファンを大事にしていることがわかる。
(ジャーナリスト・二田一比古)