「夏子の酒」主題歌がヒット 熊谷幸子さん「印税は悪い人に…」
「“家内制手工業”ってことで、自宅の地下の小さな部屋にキーボードとかコンピューターとかの機材を置き、夜11時ごろからCDを制作したりしてます。あと、年に1、2度、鎌倉の『歐林洞』という老舗の洋菓子屋さんの2階のサロンとか、目黒のライブハウスで歌ったり、iTunesでダウンロードしてもらえるようにしてる。夫は今もレコード会社に勤めていて忙しく、ワタシたちの活動はその合間を縫ってでしょ。ペースは牛歩のごとく、ですね、ハハハ」
「ライブにはかつてのファンの方たちが、札幌や福岡など遠くから来てくださる。それを肌で感じてとてもありがたいし、楽しいし、歌い続ける責任も感じてます」
熱心なファンを思えば、家事・育児をしながら活動を続けてもよかったんじゃないの?
「たま~にベッキーちゃんや、この5月に発売された、今井美樹さんの30周年アルバムに曲を書かせていただいてはいたんです。ただ、もともと作曲家志望のため、パフォーマーとして人前に出て歌うのは好きじゃなくて……」
ハテ、ならばなぜ歌手に?