TVのハーフ枠が新鮮 玉城ティナ「20歳の素顔」に迫った
モデルで女優の玉城ティナが20歳を記念して、写真集「渇望」(講談社)を発売した。赤文字系ファッション誌「ViVi」の専属モデルでもあり、ツイッターのフォロワー数は90万人超。さまざまな活躍を見せる彼女の素顔を探った。
デビューのきっかけは地元でのスカウトだった。
「中学の時、下校する途中で声をかけられて。地元の沖縄で、ジャージー姿でした。それがきっかけで高校進学と同時に上京し、一人暮らしをしながらモデル活動を始めました。上京して違和感はありませんでしたけど、テレビ起用に“ハーフ枠”があると聞いて新鮮でしたね。地元の沖縄ではたくさんハーフの子がいるので、自分だけ特別とは思っていませんでした」
写真集のタイトルは「渇望」と、やや哲学的。今回は短編小説の創作にも挑戦した。
「よく『お人形さんみたい』って言われるのですが、中身は人間くさくて……日々渇望で。そんな気持ちをタイトルにしました。女の子から女性になる中でモノの見方とかどんなふうに変わっていくのか未知数で、今回、自分の内面的なことをあぶり出してみたいと思いました」