著者のコラム一覧
小田桐誠立教大学・武蔵大学非常勤講師

1953年青森県生まれ。出版社勤務を経て79年から著述業に専念。著書に「ドキュメント生協」「消えたお妃候補たち」「PTA改造講座」「テレビのからくり」「NHKはなぜ金持ちなのか?」など。07年9月から15年3月までBPO「放送と青少年に関する委員会」委員を務める。

フジ三宅正治アナ 得意分野は切れ味鋭いが政局関連は緩い

公開日: 更新日:

診断結果は…【不可】

 フジテレビ系「めざましテレビ」のMC三宅正治の肩書はアナウンス室専任部長。「管理職がなんで局の朝の看板情報番組を」と首をひねる向きもあろう。1985年の入局以来、三宅は中央競馬やプロ野球中継、「すぽると」などのスポーツ番組に一貫して関わってきた。12年4月から「めざまし」を担当するようになったのは、NHK出身の大塚範一が病気休養という緊急事態が発生したためだった。

 この4月で7年目。10日は財務省近畿財務局が森友学園側にゴミ撤去に関する口裏合わせを依頼した問題での国会質疑VTR、朝刊各紙の報道内容を局アナが伝えた後、こうコメント。

「(文書の)改ざんだけではなく、口裏合わせまで(要請)していたとなると財務省のモラルはどうなっているのか。8億円の値引き(自体)も疑われる」とまっとうだが、安倍首相への言及がないのは“忖度(そんたく)”なのか。

 同日の大きな話題はサッカー男子日本代表のハリルホジッチ監督の電撃解任。本番まで2カ月を切った段階での解任に「ハリルで大丈夫かとの意見や不安があるとの見方はかなり以前から言われていた。もっと早く解任しても良かったのでは」と言い切った。得意分野は切れ味が鋭い。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フワちゃんは活動休止、男性の体臭批判の女子アナは契約解除…失言続きの和田アキ子はいつまで許される?

  2. 2

    「アッコにおまかせ!」存続危機 都知事選ミスリードで大炎上…和田アキ子には“75歳の壁”が

  3. 3

    中丸雄一「まじっすか不倫」で謹慎!なぜ芸能人は“アパホテル”が好きなのか…密会で利用する4つの理由

  4. 4

    中丸雄一に"共演者キラー"の横顔も…「シューイチ」で妻の笹崎里菜アナも有名女優もゲット

  5. 5

    やす子「暴言トラブル」火消しで“救いの手”も…フワちゃんの言い訳がましい謝罪が“火に油”

  1. 6

    選手村は乱交の温床、衝撃の体験談…今大会コンドーム配布予定数は男性用20万個、女性用2万個!

  2. 7

    中丸雄一「よにのちゃんねる脱退」を求めるファンの声…名物・菊池風磨の“中丸いじり”はもう笑えない

  3. 8

    川合俊一らと男子バレー“御三家”だった井上謙さんは「発達障害の息子のおかげで学んだ」

  4. 9

    自民重鎮の元秘書が「JK性加害」の衝撃!衆院青森3区から出馬表明も、酒乱トラブル続出の過去

  5. 10

    中日・根尾昂は責められない。定石を度外視、一貫性も覚悟もない指揮官の大問題会員限定記事