著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ジャニーズ事務所<1>スキを見せない「帝国」に生じた軋み

公開日: 更新日:

 2016年のSMAP解散・独立をきっかけに世間からの注目度が増していたジャニーズ事務所。昨年はTOKIO・山口達也の強制ワイセツ事件。関ジャニ∞渋谷すばるの脱退↓退所。さらにタッキー&翼の滝沢秀明はタレント引退。プロデューサーへ転身するなど、事務所内が揺れ動いていた。「スキを見せない帝国」といわれた事務所になにが起きているのか? 疑念を抱かせたまま迎えた2019年――。

 今度はSMAPの後、事務所の屋台骨となっていた人気グループ嵐が2020年をもって活動休止を発表した。

 ジャニー喜多川社長(87)と姉のメリー喜多川副社長(92)の姉弟の手でジャニーズ事務所が創業されたのは1962年6月のこと。2年後には今のアイドルグループの原型となったジャニーズがデビュー。本格的に芸能ビジネスに参戦した。当時を知る人物からこんな話を聞いた。

「少年野球チームから4人を選抜。ダンスレッスンを受けさせ売り出した。ジャニー氏自身は歌も踊りもできないが、どういうポーズを取ったらカッコいいかはわかっていて、注文を出していた。男の子を輝かせる感性は当時から優れていた」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」