入院中というが…ジャニー氏の気になる病状と事務所の今後

公開日: 更新日:

■カリスマ性と求心力は維持できるのか

 ジャニー氏が救急搬送されてから2週間近くも具体的な病名が公表されなかったため、様々な憶測が飛び交い、大騒ぎに。裏を返せば、ジャニーズ事務所はトップに君臨するカリスマの無事を確認した後も、重篤な状態に陥った事実を、何らの事情で発表できなかった可能性もある。

「先週、複数のメディアがジャニー氏に不測の事態があれば、中居正広の“退所”もあり得ると示唆する内容を報じました。かつてSMAPの敏腕マネジャーが担当していたグループらにも、追随の動きが見られるそうです。こうした記事が出た背景には、事務所の後継者問題がハッキリしていないことがあると思います。今年1月に子会社『ジャニーズアイランド』の社長に就任した滝沢秀明が所属タレントのプロデュース面を担当し、ジャニーズ氏の姪っ子の藤島ジュリー景子副社長が事務所全体の実務面を担う準備が進められてきましたが、事務所の体制変更に納得できないタレントや所属タレントもいると聞きます。ジャニー氏の命の無事が確認されたとはいえ、これまでのようなカリスマ性と求心力が維持できるとは限りません。事務所が抱えている様々な問題がこれから顕在化するかもしれません」(芸能ジャーナリストの芋澤貞雄氏)

 それが所属タレントの独立なのか活動休止になるのか誰にも分からないが、「帝国」に地殻変動が起きるのは待ったナシだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方