宮迫博之の救済に見る明石家さんまの「三方一両得」思考
あの明石家さんま(64)が、ついに動いた。
何の話かというと、闇営業問題で謹慎中の雨上がり決死隊の宮迫博之(49)の復帰に向けて、「みんなで一緒にオフホワイトからブラックに、そして白紙に戻った男を囲む会」という集まりを主催するという。テレビ局や芸能、お笑い関係者らに招待状が発送されているそうで、これをきっかけに宮迫は復帰に一歩踏み出すことになる。
この話を耳にして、「ああ」と思ったのが、さんまは「三方一両損」ではなく、「三方一両得」の人なんだなぁということだ。その昔、あるゴシップでさんまを取材しようと、深夜の生出演が予定されていた関西のラジオ局を張り込んで待ったことがあった。さんまは放送時間ぎりぎりに局に到着、僕ら取材クルーを見て「アカン、もう番組が始まる」と言うので、僕が「歩きながらでも一言だけ」と質問すると、なんと本人、立ち止まって「あ、それはちゃうねん~」と話し始めた。
その立ち話の最中に番組はスタート。局のロビーに生放送の番組が流れ、アナウンサーが「さんまさんが遅れています」とつないでいた。