小山田圭吾“障害者イジメ”の過去に批判の猛火 謝罪会見なしでは「アーティスト活動は不可能」の指摘
■「なぜ小山田氏が担当となり、留任させることにしたのか」
この小山田の問題発言は事あるごとに“炎上”してきたが、これまではダンマリ。大会組織委員会の武藤事務総長は17日、「不適切」と認めながらも「十分に謝罪し反省している」「知らなかったのは事実だが引き続き貢献してもらいたい」とほとんど不問に付している。しかしながら、すでに今回の一件については海外メディアも報道。さらに障害者支援団体である一般社団法人「全国手をつなぐ育成会連合会」も18日、公式サイトで会長名による声明を発表。「小山田氏の行為は極めて露悪的である」「なぜ小山田氏が楽曲提供担当となり、留任させることにしたのか」と強く指摘したうえで東京オリ・パラ組織委員会に対して真摯な説明を求めている。
「すでに小山田の発言内容については海外ニュースも報じています。そのうえ、障害者支援団体からの抗議です。このまま五輪が始まれば競技とメダルに熱狂して忘れると思っていたら大間違い。小山田氏はこの機会に言葉を尽くして謝罪しなければ今後、アーティストとしての社会的活動は不可能でしょう」(前出の二田一比古氏)
オリンピックのあとには当然ながらパラリンピックが控えている。小山田の音楽的才能について異論はないが、人としての誠意が“猿”以下でないことを願うばかりだ。