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吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<41>噛み合わない新婚生活 埋めがたいジェネレーションギャップ

公開日: 更新日:

 現代ビジネスではドン・ファンの記事を複数回掲載していた。自由奔放な人生を過ごしているドン・ファンのファンは多いようだ。

 そこで私はドン・ファンと早貴被告の新婚生活の様子をリポートした。筆者は「野崎幸助」になっているが、書いたのは私である。

 彼らの日常がどのようなものだったのか、同年5月4日に配信された記事の一部を抜粋しながら、紹介する。

  ◇  ◇  ◇

「やっぱりケンさんは恰好エエねぇ~」

「ケンさん? 誰、それ?」

高倉健さんだよ。まさか、知らないの?」

「知らな~い」

 テレビに健さんが映っているのに彼女はお口ポカンであります。

「もしかして緒形拳も知らない?」

「知らないって。でもタムケンは知っているわよ」

「タムケン? はて……」

 この2月に55歳年下で22歳のさっちゃんと結婚した私の新婚生活は冒頭のようにジェネレーションギャップの連続で頓珍漢な毎日なのです。

  ◇  ◇  ◇

 2人の間には、埋めがたい溝があった。 (つづく)

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