NHKが“ホスト界の帝王”ROLANDを重宝するワケ 「思考ガチャ!」にもゲストで登場

公開日: 更新日:

 例えば、自分が経営する脱毛サロンを抜き打ちチェックする様子をチャンネルにアップした動画が話題になった。「エントランスに人がいない」「バックヤードが汚い」「靴箱が中途半端に空いているのが見栄えが悪く、利用者の気持ちが萎える」といった店スタッフの意識の低さをROLANDが次々と指摘する姿に共感する人もいたという。

「改善点を頭ごなしに怒って伝えるのではなく、『なぜダメなのか?』という理由を簡潔かつ冷静に伝え、時には自らバックヤードの掃除もしている姿に対し<ビジネスの観点からも勉強になる><愛のある指導でついていきたい理想の社長像>というコメントが相次いでいました」(ITライター)

 瞬発力と爆発力を伴ったROLAND語録は「人にどう思われ、そのために自分をどう見せていけばいいのか?」というホスト時代に培った分析力を、ビジネスやタレントとしてうまく応用している一つの象徴なのかもしれない。

■Z世代に刺さるキラーコンテンツ

 ただ、ホストという仕事にネガティブな印象や偏見を持つ人もいる。ただ、ROLANDは経営者としての側面を見せることが多いため、公共放送のNHKとしても出演させやすいようだ。何より、若い視聴者の取り込みが喫緊の課題であるNHKにとって、若者人気が高いROLANDはキラーコンテンツともいえる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末