“鬼軍曹”村井美樹さんが目指す 鉄子の娘と鉄道&100名城の全制覇!

公開日: 更新日:

村井美樹さん(タレント・女優/42歳)

 雑学などのクイズ番組や「ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」(テレビ東京系)の鬼軍曹としておなじみの村井美樹さんは鉄道と城が大好き。死ぬまでにやりたいことは日本の鉄道の全線と100名城の制覇。それを娘と達成したい!? 鉄道旅と城の楽しみ方を語ってくれた。

  ◇  ◇  ◇

 昔も今もソフテツ(ソフトな鉄道好き)です。マニアな方たちは鉄道のメカニカルな部分や車両番号まで詳しいですが、私は覚えてもすぐ忘れちゃうんですよね(笑)。乗って鉄道の旅を楽しむ「乗りテツ」タイプです。

 もともと、鉄道好きになったきっかけは漫画「鉄子の旅」(作・菊池直恵)との出合い。究極の鉄道オタクの横見浩彦さんが女性漫画家を鉄道の旅に連れ回すというノンフィクション漫画で、2006年くらいから私がゲストで出るようになり、新シリーズではレギュラーに。あちこち連れて行ってもらううちに「鉄道は楽しい!」とハマっていきました。

 その後は旅番組のおかげでいろいろ乗せてもらえて。今回の取材のお話をいただき、プライベートもあわせて今までどのくらいの路線を乗ったのかを地図を見て思い出してみました。たぶん日本の半分以上。3分の2までいかないくらいと思います。

 だから約16年で半分ですから、全線制覇の夢はあと15年くらいはかかるかなと。でも、今までは乗りやすい路線も多かった。聞いた話では全線の8割は達成できるらしいですが、残り2割は難しいらしい。例えば、1日に3本しか走らない線とか、盲腸線や臨時駅もありますし。

 過去に乗った線で「すごいところに来た」と思ったのは北海道・釧網本線の網走駅から知床斜里駅間。冬は車窓からオホーツク海の流氷が見られて、流氷に近づくと「バーン!」とぶつかる音や「ぎしぎし」と擦れ合う音がするんです。

 自分の住む町にある鉄道からつないでつないでここまでたどり着けるのか! と驚きでした。

 そういう景色もあれば、ぼーっと眺めて癒やされるようなのどかな景色も見られます。私は都会暮らしが多かったので、ローカル線に乗ると車窓からの景色がのんびりしていて、たまっていた疲れやモヤモヤした気分が洗い流される。それが私にとっての鉄道旅の魅力です。

 娘は3歳ですが、0歳の頃からあちこち鉄道旅に連れて行ってます。私としては徐々に鉄子への道を進ませて(笑)、できれば一緒に旅して全線制覇をかなえたい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  1. 6

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  2. 7

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  3. 8

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  4. 9

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

  5. 10

    反撃の中居正広氏に「まずやるべきこと」を指摘し共感呼ぶ…発信者の鈴木エイト氏に聞いた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 2

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  5. 5

    オリオールズ菅野智之 トレードでドジャースorカブス入りに現実味…日本人投手欠く両球団が争奪戦へ

  1. 6

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  2. 7

    乃木坂46では癒やし系…五百城茉央の魅力は、切れ味と温かさ共存していること

  3. 8

    初日から無傷の6連勝!伯桜鵬の実力を底上げした「宮城野部屋閉鎖」の恩恵

  4. 9

    新潟県十日町市の“限界集落”に移住したドイツ人建築デザイナーが起こした奇跡

  5. 10

    トランプ大統領“暗殺”に動き出すのか…米FBI元長官「呼びかけ」の波紋