鈴木亮平の冴羽獠なら異議なし?実写版「シティーハンター」が原作ファンからも支持されるワケ
前評判の段階でなぜ、鈴木はこれほどまでに原作ファンからの信頼を得ているのか?
■命懸けの役作りが原作ファンからの信頼の証?
「鈴木さんがアニメや漫画ファンから絶大な信頼を得たきっかけは、間違いなく2013年に公開された『HK 変態仮面』でしょう。過激すぎる原作とあまりに変態すぎる見た目の主人公なので、実写化不可能と言われた作品でしたが、安っぽくなることもなく、原作ファンも納得以上のクオリティだと伝説扱いされています」(アニメ制作会社関係者)
変態仮面は、女性もののパンティがヒーローマスクになっており、局部以外は全て露出されているにも関わらず、網のニーハイを着用しているという、一歩間違えればイメージが損なわれる危険のある役柄だった。
肉体美といえるほどの体に仕上げ、持ち前の演技力と共に原作ファンを唸らせた「変態仮面」を作り上げた鈴木は、肉体を変えるところから役作りをする役者魂に定評がある。
15年に放送された「天皇の料理番」(TBS系)では、20キログラムの減量を行い、18年のNHK大河ドラマ「西郷どん」では、およそ100キログラムの増量を行うなど、その役作りはまさに「命懸け」だ。