安倍元首相銃撃事件をモデルにした映画 異例の上映中止に賛否…言論の自由か、言論封殺か
26日、ツイッターで「上映中止」の言葉がトレンド入りした。
鹿児島市の映画館「ガーデンズシネマ」が、29日に上映予定の「REVOLUTION+1」の上映中止を決めたと公表したからだ。同映画は、安倍晋三元首相の銃撃事件を題材にした作品。監督は「断食芸人」以来、6年ぶりの新作となる足立正生氏。企画・共同脚本は故・若松孝二監督の設立した若松プロダクションの再始動第1作「止められるか、俺たちを」の井上淳一監督だ。
「上映は1日のみと聞きましたが、ガーデンズシネマで上映前に中止を公表というのは、珍しい」(鹿児島市内商店主)
ガーデンズシネマはなぜ、上映中止を決めたのか。
映画館に聞くと、応対した人物は「詳しいことは支配人でないと分かりません」と言い、抗議の有無については確認できなかった。ただ、上映を予定している東京都内や名古屋市内の映画館に抗議の有無を問うと、ある担当者は「電話やメールで抗議が来ています。『なぜ、上映するのか』といった意見が多いですね」と答えた。