TBS国山ハセンも異業種へ転職…もう局アナなんて「一生の仕事」じゃないのか?

公開日: 更新日:

 TBSアナの国山ハセンが年内いっぱいで退社し、「新しい道」に進むという。詳細は明らかにしていないが、「来年からアナウンサー職ではなく、また新たな環境で精進致します」というから、テレビとはまったく違う仕事に就くということだろう。国山は中堅アナのエースだが、最近はこうした人気局アナの異業種転職が相次いでいる。

 テレビ朝日では富川悠太がトヨタ自動車所属のジャーナリスト、大木優紀はネット旅行会社、日本テレビ桝太一は同志社大助教、NHKでも近江友里恵が三井不動産、松苗竜太郎は富士通、TBSの伊東楓は絵詩集を出版してドイツに留学した。

 少し前にも、島津有理子(元NHK)が医師を目指して東海大医学部に入学、田中大貴(元フジテレビ)はスポーツコンサル会社を設立し、青山愛(元テレ朝)は国連職員として働いている。いずれも脂が乗ってきた旬という時に、なぜなのか……。

「アナウンサーは世間の認知度も高く、華やかな職業ですが、いわば専門職なので、テレビ局内での評価は決して高くありません。役員待遇のアナはいますが、アナウンス部門のトップはアナウンサー出身ではなく、編成局などエリート部署からの異動がほとんどです。NHKの武田真一がアナとして初めて理事になるかどうかと注目されるくらい、アナウンサーは出世と無縁です。看板アナなんて言われていても、いずれ出演番組は減り、ボーナスは激減します。どんなに経験を積んでスキルアップしても、最後は飼い殺しですよ」(キー局アナウンサーOB)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末