著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

門脇麦はおとなしく見えるが…爆発力と本人が無意識の色気を備えた「演技派」だ

公開日: 更新日:

門脇麦(30歳)/「リバーサルオーケストラ」(日本テレビ系)

 ドラマ「リバーサルオーケストラ」(日本テレビ系)で地元の交響楽団のコンサートマスターにスカウトされた元天才バイオリニストの公務員を演じているのは、民放ゴールデンプライムタイム連ドラは初主演となる門脇麦

 ちょうど1年前の菅田将暉主演「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)で暗号を使う謎めいた女性「ライカ」を演じたのと比べるとグッと等身大な役。とはいえ今回も「元天才」という要素付きで、神秘性やカリスマ性を秘める役柄が似合う彼女だからこそナチュラルに演じることができる難役だ。

 彼女に取材したときに印象的だったのは、素顔の親しみやすさだった。今回の役は門脇麦のやわらかい人柄の魅力がいつも以上に反映されそうだ。

 1992年8月10日生まれ、東京都出身。同じ92年に生まれた主な女優としては、岸井ゆきの剛力彩芽成海璃子本田翼らが挙げられる。

 2014年公開の映画「愛の渦」で体当たりの演技を見せ一躍注目の演技派に浮上した門脇麦は、映画「さよならくちびる」、ドラマ「まれ」「悦ちゃん」(NHK)、「トドメの接吻」(日テレ系)などで活躍。NHK大河ドラマ麒麟がくる」ではドラマオリジナルのヒロイン・駒役を演じた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」