どうするキムタク?「THE LEGEND & BUTTERFLY」興収40億円止まりの可能性 採算ラインは50億円
“東映創立70周年記念映画”という大看板を背負い、鳴り物入りで公開された木村拓哉(50)にとって13作目となる「THE LEGEND & BUTTERFLY」。公開3日間の動員数は37万1000人、興行収入は4億9700万円だった。これが「何とも微妙な数字」と映画関係者の間で囁かれている。公開前に「興行的な成功の最低ラインは興収50億」という強気な設定が漏れ伝わっていたが、この数字に到達するのが難しくなってきたためだ。
「木村拓哉さんの『マスカレード』シリーズの『ホテル』は興収46.4億円、『ナイト』は38.1億円で2作を合計すれば84.5億円というとてつもない数字を記録しています。今作のジャンルは時代劇ですが、木村さんが06年に主演した山田洋次監督の『武士の一分』は興収41.1億円でした。つまり、現代劇・時代劇を問わず木村さんがスクリーンに登場するだけで最低でも40億円前後のお金が動くという証しです。しかも今作は綾瀬はるかさん(37)ですから、50億円という東映側の設定は決して無謀な数字ではありませんでした」(映画関係者)
では、「THE──」の興収は最終的にどれくらいになりそうなのか。この分野に詳しい映画関係者に聞いてみた。