白波瀬傑前副社長トンズラ確定…ジャニーズの“汚れ仕事”を約半世紀担うも、説明責任一切果たさず

公開日: 更新日:

 ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏による性加害問題で、副社長を引責辞任した最古参幹部の白波瀬傑氏。その後、嘱託社員として引き継ぎ業務を行っていたが、今月15日で退職し、完全にジャニーズ事務所を去ることが明らかになった。

 白波瀬氏は故メリー喜多川氏に誘われ1975年に渡辺プロダクションからジャニーズ事務所に入社。主に広報、宣伝、メディア対応業務を担当してきた。96年に取締役、2019年には副社長に就任。再発防止特別チームの調査報告書では、ジャニー氏に対する監視・監督義務を全く果たさず、性加害の継続を許す要因になったなどと指摘されていた重大責任者のひとりである。9月7日と10月2日に行われた記者会見にも姿を見せなかったため大いに批判されたが、一切、口をつぐんだまま事務所を去るつもりのようだ。

「白波瀬氏が長年担当していた広報業務は後任がいて引き継ぎも終わっています。ジャニーズ事務所が新会社に移行すればそのノウハウも引き継がれるでしょう」(ワイドショーデスク)

 白波瀬氏が得意とした“マスコミ工作”。今回の記者会見で大問題になった「NG記者リスト」の作成にも関与が疑われていたが、アメとムチを駆使するその手腕で長年にわたり、メディアを籠絡してきた。さらにこんな話もある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末