ジャニーズを去る白波瀬傑氏が生涯背負い続ける業…43年前「17歳の少年」に説いたこと

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 こんな見方をする芸能記者もいる。

「ジャニー氏の性加害を隠蔽してきたことは問題です。一方で、白波瀬さんは『事務所のためにジャニーさんを守ってきたのに、なんで自分が追及されないといけないんだ』と思っているのではないか。ある意味、被害者意識もあるはず。そしたら、その気持ちを素直に喋ればいいと思います。根本的に悪いのはジャニー氏ですから」

■17歳の少年に「明朗快活でウソをつかないように」と説いた白波瀬氏

 かつて、アイドル誌に17歳の少年から《ぼくはジャニーズ事務所のようなところに入って将来はマネジャーになりたいと思っています。どうしたら入れるのでしょうか。教えてください》という質問が寄せられた。白波瀬氏は運転免許の必要性を述べた後、こう書いた。

《明朗快活で声が大きい子がいいですね。もちろん礼儀正しいこと、ウソをつかないことも大切です》(『近代映画』80年6月号)

 明朗とは「嘘やごまかしがないさま」という意味である。もはやジャニー氏を庇う必要はない。白波瀬氏は今一度、この回答を思い出し、記者会見で本音を話してほしい。

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