副島萌生も星麻琴も…NHK新女性キャスターはなぜ、慶応大卒ばかりが抜擢されるのか?
4月からNHK総合の女性キャスター・リポーターが大きく入れ替わる。「ニュース7」に副島萌生と川口由梨香、「ニュースウオッチ9」に星麻琴、「おはよう日本」に赤木野々花と野口葵衣、「正午のニュース」に山内泉、「あさイチ」に岩崎果歩が異動してくる。その彼女たちの共通点はなにか。全員が慶応義塾大学卒業なのだ。
続投の「サンデースポーツ」の中川安奈、「ニュースウオッチ9」スポーツ担当の吉岡真央と気象担当の久保井朝美、「キャッチ!世界のトップニュース」の望月麻美、「ニュース7」気象担当の晴山紋音も慶応OG。数年前からNHKの女性アナウンサーは、東京大卒に代わって慶応大卒が最大勢力になっていたが、とうとう早朝から夜までニュース・報道番組をほぼ“独占”した。
なぜ慶応卒の女性アナが席巻することになったのか。メディア評論家は「民放キー局でも女性アナは慶応卒が最も多くて、アナウンサーになりたければ慶応という神話ができています。テレビ局は出身校で選別したりしませんが、応募者が多ければ合格者も多くなります。とくに最近は、“民放よりNHK”という慶応生が増えているようで、毎年2、3人は採用されてます」と話す。