副島萌生も星麻琴も…NHK新女性キャスターはなぜ、慶応大卒ばかりが抜擢されるのか?
NHKが人気なのは、活躍の場が広いからだ。民放では女性アナが出演する番組はもっぱらバラエティーで、報道番組やワイドショーのキャスターに起用されるのはほんの数人である。
その点、NHKは報道からスポーツ、音楽、ドキュメンタリー、バラエティー、教養と番組ジャンルは多岐にわたり、それだけ女性アナの仕事も多い。産休を取る人気アナウンサーが続いていることも、子育てと仕事の両立ができる職場と好感されているらしい。かくして、慶応のアナ志望の女子学生はNHKを目指し、局内の慶応密度が高いから番組にも多く出演してくるというわけなのだ。
■チーム東大はわずか3人
「彼女たちにはもうひとつ共通点があります。学生時代からアナウンサー養成学校に通っているんです。副島、星、赤木、野口らもテレビ朝日アナウンススクール出身で、実践的トレーニングを積んでくるから、入局後もすぐ番組出演のオファーが来ます。その後もとんとん拍子で、32歳の副島の『ニュース7』キャスターはこれまでの最年少ですよ」(メディア評論家)