TARAKOさんの訃報で「まる子」後任声優は誰に? フジテレビは苦渋の選択を迫られるのか

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 漫画家の鳥山明さん(68)に声優のTARAKOさん(63)と、フジテレビ系アニメに貢献した著名人の訃報が相次いだ。

 言うまでもないだろうが、鳥山さんと言えば、1984年に連載がスタートした漫画「ドラゴンボール」シリーズが86年からフジ系でアニメ化され、世界各国でヒット。この秋から新作シリーズ「ドラゴンボールDAIMA」が世界展開される予定だった。

 TARAKOさんはもちろん、フジ系アニメ「ちびまる子ちゃん」が90年に放送を開始してからずっとまる子を演じ続け、もはや“国民的声優”に。

「フジテレビの局員にとって鳥山さんもTARAKOさんも、足を向けて寝られない大恩人です。ショックは計り知れません」(同局関係者)

「まる子」の“後任”については「現在対応を検討中」で、当面は過去の番組を再放送するという。

「日曜の『サザエさん』に『ちびまる子ちゃん』と、アニメはフジテレビが他のキー局に勝てる数少ない番組です。個人視聴率で日本テレビの『名探偵コナン』と競ることもありますが、テレビ朝日の『ドラえもん』より人気。『サザエさん』ががトップで、『ちびまる子ちゃん』がそれに続きます」(テレビ誌ライター)

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