生田絵梨花「素晴らしき哉、先生!」は既視感だらけ?連ドラ初主演なのに評価厳しいワケ

公開日: 更新日:

 そう語るテレビコラムニストの亀井徳明氏は、「フジテレビで放送中の『ビリオン×スクール』が王道の学園ものとするなら、こちらは学園ドラマの王道フォーマットを使ったお仕事ドラマ。しかもかなりテクニックを駆使している」と、さらにこう続ける。

「第2話冒頭の“プロポーズされた彼氏の部屋に行ったら別の女性と真っ最中に遭遇”からの“酔っぱらって鼻から茶わん蒸し”など、かなり攻めています。教室での生徒たちとの会話も、自転車の注意の話から最近付き合い始めた生徒同士の“アツアツ話”に転がったり、先輩に告白してフラれる生徒に遭遇する場面がいきなり入ったりと、学園ものとしてもお仕事ものとしても焦点が絞りにくく、欲張りな印象。でも、それらを終盤の居酒屋での生田さんのひとり語りで回収していくんですね」

 1話完結的な要素が強い学園ものや事件もの、お仕事ドラマにはない面白さがあるという。

「連続して見ないとわからない考察ドラマ的な面白さがこれから出てくるんじゃないかと、期待しています。コメディーに振ろうがシリアスに振ろうが、何を感じてほしいのかの芯がしっかりあれば、視聴者はついてくるはず」(亀井徳明氏)

 第1話でセクシーなランジェリー姿を見せたり、第2話で鼻から茶わん蒸しを入れるなどカラダを張った生田の頑張りは視聴者に届くか?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”