俳優ふせえりさん 亡き父と約束したカルシア・マルケス「百年の孤独」読破

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 読んだ方のお話を聞くと「面白いよ」と言われますし、確かに面白い箇所はすらすら読めますよね。

 このインタビューコーナーのタイトル通り「死ぬまでに」読み終えたとしたら、人生100年時代に100歳で「百年の孤独」を読むことになるかもしれません。

 今となっては貴重なハードカバーの「百年の孤独」は父親の思い出の品のひとつ。ちゃんと読んで父親に報告したい。

 仕事ではとくに「これを死ぬまでにやりたい!」ということはないんです。私は野望がない(笑)。お芝居ができればそれでいい。どんな役でもいい。来た球(仕事)を打つタイプなんです。だから野望があるとすれば現状維持。

 ただひとつ挙げると、年齢がいった俳優が中心のドラマがあればやりたいと思います。アメリカでも韓国でも年配の人がたくさん出るドラマって結構ありますけど、日本だとそこのジャンルはあまりないですよね。舞台だとあるんだから、映像でも50、60代以上が活躍するドラマがあれば、ぜひやりたい。

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