伊藤蘭 バツイチ水谷豊とハワイで極秘電撃婚
<1989年1月>
田中好子、藤村美樹とともにキャンディーズを結成し、70年代のアイドルシーンをリードした伊藤蘭。78年のキャンディーズ解散後は一時、“普通の女の子”に戻っていたが、80年の映画「ヒポクラテスたち」で芸能界に復帰。その後もドラマや舞台などで活躍を続けていた。
伊藤は82年に連続ドラマ「あんちゃん」(日本テレビ系)で水谷豊の妹役を演じた。その際、すっかり意気投合。2人は息の合った演技を見せたが、この時の水谷は「熱中時代・刑事編」(同)で共演した米女優ミッキー・マッケンジーと結婚したばかり。
「家庭のある人っていうのはダメなんですよ。ドロドロするのは嫌い」という伊藤は、「すごい役者さんだなあ」と水谷を信頼することはあっても、恋愛対象としては見ていなかった。
しかし、水谷とミッキーは結婚後わずか半年で東京・ロスの別居状態となり、不仲説がマスコミを賑わすようになる。水谷は翌年の「事件記者チャボ」(同)で相手役に伊藤を指名。共演タレントが「スタジオで(撮影の合間に)手を握り合ったり、一緒に帰るのも多かったり」と証言するなど熱愛の噂が……。伊藤の母は「本人は今、仕事に熱中していますからねえ。結婚だけが人生じゃありませんから」とかわし、所属事務所は「恋人同士なんてことはありません」と否定したが、プライベートでも2人のデート現場が目撃されるように。