１９５５年、埼玉県蓮田市生まれ。日本大学医学部卒業後、亀田総合病院（千葉県鴨川市）や新東京病院（千葉県松戸市）などで数多くの手術症例を重ね、０２年に現職に就任。これまでに執刀した手術は６５００例を超え、９８％以上の成功率を収めている。１２年２月、東京大学と順天堂大の合同チームで天皇陛下の冠動脈バイパス手術を執刀した。近著に「天職」（プレジデント社）、「１００年を生きる 心臓との付き合い方
心臓病患者は合併症を抱えている
心臓病の患者さんは、他に何らかの病気を抱えている人が圧倒的に多く見られます。６５歳以上の高齢者になると、合併症がない患者さんはほとんどいません。とりわけ高血圧や動脈硬化、糖尿病といった生活習慣病は、心筋梗塞、狭心症、弁膜症、大動脈瘤などの心臓病を引き起こす危険因子なので、抱えて…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,333文字／全文1,473文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】
