小林麻央“深刻がん”は人ごとではない 妻の病気こう見抜く
脂っこい食べ物が好きだった妻が、そうしたものを食べたがらなくなったら、胆石や胆のうポリープ、すい臓がんを疑ってみる。階段を上るとき、息切れして途中で足を止めるようになったら、慢性閉塞性肺疾患や心臓肥大、心臓弁膜症の疑いがある。
「妻が好きな趣味から遠ざかったり、何事もやる気がなくなった、食欲が減退して体重が5キロ減った。こんな症状が出たら、うつ病を含めたあらゆる病気の疑いがあるので、内科の診察を受けさせること。食事のとき口から食べ物をこぼす、急に記憶力が落ちる、うまく手足が使えない、ろれつが回らないときは脳梗塞かもしれません」(左門新氏)
20代から子宮がん検診、30代は乳がん検診、40代では大腸がん検診と、年齢とともに検診の種類を増やす。胃がんについては血液採取で分かるABC検診が便利だ。