6割が歩行困難に 「陥入爪」招く間違った切り方と対策は
安静が保てないと、痛みが引くまでに時間がかかったり、出血が長引く可能性がある。当然仕事どころではない。「たかだか爪のこと」と思っていたら、想像以上の身体的、時間的負担を強いられることになりかねない。
「だから、一番の対策は、足の爪が巻いてきている、ちょっと違和感があるなどと思ったら、まずは医師の診察を受けること」
前出の通り、巻き爪・陥入爪は爪の間違った切り方が原因のひとつになる。爪は、指と同じかそれよりわずかに長い程度の長さにし、形は先端は直線状に、角は深く切らず軽く丸める程度にする。1カ月に1度、風呂上がりの爪が軟らかくなっている時に行うのがベターだ。ニッパー型の直刀爪切りを用いれば、理想的な形に切りやすい。
「足の指を締め付けるきつめの靴、5本指の靴下は避ける。ペタペタ歩かず、足の指をしっかり使って歩く。これらも、巻き爪・陥入爪の対策になります」