【鼻づまり】乾燥は大敵 濡れタオルや加湿器で粘膜を潤す

公開日: 更新日:

 では、鼻の穴を広げて鼻の通りをよくする市販の鼻腔拡張テープを使ってみるのはどうか。あまり効果は期待できないが、鼻づまりはちょっとでも鼻の通りがよくなると急速に解消する場合があるので、使ってみる価値はあるという。これらの処置に加えて、市販の内服薬を飲んでみる。

「市販薬ですすめられないのは点鼻薬(スプレー)です。市販の点鼻薬は血管収縮薬を使っていて、とてもよく効きますが、薬が切れると反動で余計つまります。それでクセになって頻繁に使っていると、粘膜がボロボロになって炎症が起こりやすい状態にさせてしまうのです。一時的に使うのならいいのですが、クセになる人が多いので要注意です」

 市販の点鼻薬が手放せなくなるようなら、耳鼻咽喉科を受診してステロイドの点鼻薬を処方してもらおう。普段から鼻の通りの悪い人も、受診して原因をはっきりさせることが大事。鼻タケが原因であれば、薬で小さくしたり、内視鏡手術で切除する。鼻中隔湾曲症の場合も、矯正手術をすれば軟骨を真っすぐに治せるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  3. 3

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  4. 4

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  5. 5

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  1. 6

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  2. 7

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  3. 8

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  4. 9

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

  5. 10

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ