歯医者嫌いも押さえておきたい「3つの歯科テクニック」

公開日: 更新日:

 言い換えれば、保険診療内でやるにはコストを抑えるしかなく、唾液侵入防止の処置や高額な機器への設備投資などは難しい。結果、自費診療の欧米に比べ、成功率が低くなってしまうのだ。

「『自費診療だから良い』とは一概に言えませんが、歯科では保険診療内でやろうと思えば、それなりの治療しか受けられないのです」

③“不快のない治療”を疑え 

「歯科治療=痛い・怖い」のイメージが強いからか、いい歯科医の判断基準のひとつに「痛くない・歯を抜かない」を挙げる人は珍しくない。ところが、それにこだわりすぎると適切な処置から遠ざかる。そもそも医療である以上、時として適切な処置に不快が伴うケースも少なくないのだ。

「歯石やプラークの除去では、時に出血したり痛みが出ることもあります。症状が悪ければ抜歯もやむを得ない。ところが、患者さんが嫌がるからと、医療者側が『痛みが出ない処置』『抜歯は極力避ける』を過度に意識している場合もある。そういう方針のところでは、虫歯や歯周病の予防にはつながりません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”