著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

憧れの日焼け肌もOK 米国で開発された皮膚がん予防の新薬

公開日: 更新日:

 今年も日焼けの季節がやってきました。アメリカでは、特に白人の日焼けした肌への憧れは根強く、率先して日焼けしようとする人たちが少なくありません。しかし、紫外線で肌のメラニン色素が増えて色が濃くなる日焼けは、同時に肌にダメージを与え、アメリカ人が最も多くかかるがん5位の皮膚がんの原因ともなっています。

 そこで、せめて日焼け止めを塗ってもらおうと、ニューヨーク市内の27のビーチや公園に、無料の日焼け止めディスペンサーが今年から設置されました。

 そんな中で、マサチューセッツ総合病院が「肌にダメージを与えず、日に焼けた肌をつくれる薬を発見した」と発表し、話題になっています。同病院の皮膚科の権威デビッド・フィッシャー医師は、日焼けのメカニズムを分子レベルで解明し、メラニン色素を紫外線なしで増やす研究を続けてきました。

 すでに、白いネズミに薬を投与して茶色のネズミをつくることに成功していますが、人間の皮膚はネズミの5倍厚く、分子まで届く強い効果を生み出すまでに10年近い時間を費やしたそうです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット