酷暑で舌力や唾液力はヘトヘト…「口元」の夏バテ解消法

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「唾液の量を増やす薬もありますが、私がお勧めしたいのは昆布です。ひとかけらを口に含んでおくといいでしょう。すぐに唾液が出てきます。ただし、昆布によっては塩分が強いものもある。水でさっと塩分を洗い流したうえで使うといいでしょう」

■硬い物を噛む

 こういうと、せんべいやフランスパンなどを思い浮かべ、噛む力を鍛えることをイメージするかもしれないが、これも間違いだ。

「本当に硬い食べ物は歯が割れるなど、歯を失う原因であって、歯にとってはプラスとは限りません。ここでいう硬い食べ物はよく噛まないとのみ込めないものです。とにかくひと口30回を守り、しっかり噛むことです。そうすれば食材の味を感じられ、化学調味料の使用が抑えられ口腔内の汚れも減り、体調も良くなります」

 むろん、歯も時間をかけてしっかり磨く。そうすれば、口元の夏バテが解消される。舌の位置が高くなり、気道に舌が落ち込まないからいびきも消える。カビや細菌が減り、歯ぐきが引き締まり、口臭も減る。朝から爽快感を得られるはずだ。

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