著者のコラム一覧
横山啓太郎東京慈恵会医科大学教授

1985年東京慈恵会医科大学医学部卒。虎の門病院腎センター医員を経て現在、東京慈恵会医科大学教授。同大学晴海トリトンクリニック所長。

人生100年時代 自分を変えられない頑固者は元気で死ねない

公開日: 更新日:

 これは救いだが、他方、長寿時代到来で、高齢者の「生活習慣病」激増は避けられない。

「このとき単に“リスクを避けて、適度な運動をしてください”と指導しても高齢者はなかなか守れない。では、どうしたら患者さんが治療する気持ちになるのか。医師と患者さんが互いの解決方法を見いだす努力が必要なのではないでしょうか」

 患者に、これまでのふしだらな生活Aを、新たな生活Bに変えてくださいと指導しても、実行は容易ではない。

 でもAとBの違いを説明したら理解ができる。患者自らにAとBの生活を整理してもらい、健康長寿のための方向性を示せば状況は変わる。

「健康長寿を全うするために、運動等の行動改善ができるのは、人間だけに与えられた選択です」

【連載】心と行動を変える健康革命

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ