統合失調症だから抗がん剤治療をしないという選択はない
日本は、人権が最も守られている国のようにいわれますが、過去における統合失調症への偏見や人権無視はひどいもので、今でも不治の病と誤解したイメージを持っている方もいます。個人情報の保護をしっかりと守りながら、がんになった場合でも、本人・家族・医療関係者がチームを組み、病気に立ち向かいたいものです。
Cさんは、その後も外来で抗がん剤治療が続けられ、幸い食事もよく取れて心も体調も安定しているそうです。
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