「いつの間にか骨折…」が引き起こす脳梗塞に要注意

公開日: 更新日:

 ビタミンKは納豆や葉物野菜に多く含まれている。ビタミンDは小魚などからでも摂取できるが、主に紫外線を浴びることによって皮膚で合成され、カルシウムの吸収を促進する。

「最近は魚をほとんど食べず、通勤はバスと電車の乗り継ぎで日中もほとんど外に出ないという中高年が多い。そのためビタミンDの摂取・合成が減少してカルシウムの吸収、骨への取り込みがうまくいかず、十分な骨を作れない人が多い。骨は負荷がかかるほど骨を形成する細胞が活発に活動するため、運動は大切なのですが、その機会も少ない。こうした中高年は隠れ骨粗しょう症で椎体骨折しやすいのです」

 脳梗塞は日照時間が短い冬場の起床時にもっとも多いという。それは「いつの間にか骨折」による合併症である脂肪塞栓症候群も影響しているかもしれない。中高年はこの冬、骨対策にも十分注意することだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ