首・肩<下>肩こり改善に必要な肩甲骨チェックと5つの体操

公開日: 更新日:

 肩がこると、首をぐるぐると回したくなる。しかし、それはやってはいけない。気持ちよく感じるかもしれないが、かえって逆効果になる。

 東京医科大学病院・整形外科の遠藤健司准教授が言う。

肩こりに悩む人は、多かれ少なかれ首に負担がかかっています。その状態で首をぐるぐる回したりすれば、首の関節や神経を傷つけてしまう危険性があります。それがまた強い痛みやこりを生み出す原因となり、かえって首周辺の筋肉を緊張させ、いっそう硬くこわばらせてしまう恐れがあるのです」

 肩こりの原因は、首から肩、背中の表層を幅広くカバーしている「僧帽筋」の緊張による血行不良。

 この筋肉の緊張をほぐすには、首をぐるぐる回しても意味がない。回すのは首ではなく肩の方。肩こりの解消には、背中の肩の部分に付いている「肩甲骨」をたくさん動かしてあげることがポイントになるという。

■肩甲骨の動きは寝違えや腰痛に直結

 肩甲骨の動きが悪い(硬い)と、僧帽筋が緊張して肩こりを引き起こす。自分の肩甲骨の健康状態はどうか、「肩甲骨チェック」をやってみるといいだろう。やり方はこうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ