著者のコラム一覧
関由佳医師・料理家

専門は内科、予防医学。2013年ニューヨークの料理専門学校(Natural Gourmet Institute)で資格取得。著書に「毎日食べたい!腸活みそレシピ」ほか

モロヘイヤレモンみそスープはファスティングにもおすすめ

公開日: 更新日:

 まず、1日目はアルコールや甘いものを控え、腹八分目のバランスの良いメニューを20時までに取ります。胃の負担にならない食材を使った定食風レシピを朝昼晩に選びましょう。野菜を多めにしますが、焼き魚や鶏の照り焼きなど動物性タンパク質も入れてOK。ただし、揚げ物やラーメンなど脂質が多いものは避けましょう。次の日の準備のために、1リットルの出汁を用意します。昆布や干しシイタケを水につけておくだけでもOK。もしくは市販の無添加の出汁パックをつけておいてもよいでしょう。

 ファスティング当日は、みそを大さじ2の分量を計量しておき、お腹がすいたら温めた出汁に少量ずつ溶かしてゆっくりと飲みます。みその種類はできれば長期熟成の色の濃いみそが酵素やビタミン、ミネラルが豊富でおすすめです。

 大さじ2であれば1日の塩分摂取目標量(女性7グラム以内)に収まります。回数は、何回かに分けて飲みましょう。みそがなくなってしまっても、出汁は制限なく飲んでかまいません。コーヒーや紅茶、甘い清涼飲料水などは避けましょう。カフェインフリーのハーブティーや無糖の炭酸水なら飲んでもOK。もし低血糖の症状で頭痛や吐き気などが生じたら、黒糖などを少し摂取し、それでも回復しない場合は無理せずに中止してください。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド