朝一番の布団の中での「伸び」やストレッチは体を傷める
例えば、こうだ。目覚めたら仰向けのままで膝を立てる(写真A)。両脚を合わせたまま、左にゆっくりと倒していく(写真B)。できる範囲まででOK。左を倒したら、右も同様に。これらを繰り返す。呼吸方法や回数などは特に意識しなくてもよく、「気持ちいいな、体がほぐれてきたな」と感じられればいいそうだ。ちなみに、朝一番の布団の中での“伸び”も、年齢を重ねた人の場合は注意が必要。思いっきり伸びるのではなく、ゆるく体の状態を確認しながら伸ばすのがベターだ。
「もう少し本格的なストレッチやラジオ体操などを行いたい場合は、起きて朝食を食べ、体がある程度ほぐれてから行うようにしてください」
年齢を重ねたら、「いきなり」動くのは怪我のもと。体の声を聞きながら段々と、がいい。早速記者も、母に伝えたいと思う。