口<下>専門医が教える歯と歯茎を丈夫にする5つの習慣

公開日: 更新日:

■舌上げストレッチ

 スプーンを使って、舌周りの筋肉を簡単に鍛えることができる。舌の筋肉が強くなると、唾液力、咀嚼力、のみ込み力がアップするだけでなく、滑舌の悪かった話し方も改善するという。やり方はこうだ。

①舌を軽く出し、舌の先の方に、手に持ったスプーンの裏側を当てる。②手で押さえたスプーンを舌の力だけで持ち上げ5秒キープする。これを5回繰り返す。

■リズミカルに噛む

 食べ物をよく噛んで食べることは、唾液の分泌を促し、口や顎周りの凝り固まった筋肉をほぐす効果がある。さらに、リズミカルに噛むことを意識すると、脳にもいい効果がある。心の安定に欠かせない脳内の神経伝達物質「セロトニン」の分泌が増えるのだ。

「セロトニンの分泌を促す方法として、朝、太陽の光を浴びることがよく知られていますが、一定のリズムで筋肉の緊張と弛緩を繰り返す『リズム運動』もそのひとつです。体を動かさなくても、リズミカルによく噛んで食べることもリズム運動になるのです」

■関連キーワード

最新の健康記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

  2. 2
    悠仁さま「東大合格」の逆風になりかねない宮内庁“3年前の痛恨ミス”…トンボ論文の信頼性に影響も

    悠仁さま「東大合格」の逆風になりかねない宮内庁“3年前の痛恨ミス”…トンボ論文の信頼性に影響も

  3. 3
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 4
    「今市事件」服役中の勝又拓哉受刑者「『有希ちゃんを殺してごめんなさい』って50回言わされた」

    「今市事件」服役中の勝又拓哉受刑者「『有希ちゃんを殺してごめんなさい』って50回言わされた」

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希 日本では「虚弱体質」の烙印も…米球団むしろプラス評価でゾッコンの理由

    ロッテ佐々木朗希 日本では「虚弱体質」の烙印も…米球団むしろプラス評価でゾッコンの理由

  1. 6
    なぜ大谷はオールスターで「最多得票」を取れないのか…圧倒的成績を残しながら首位と26万票の大差

    なぜ大谷はオールスターで「最多得票」を取れないのか…圧倒的成績を残しながら首位と26万票の大差

  2. 7
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  3. 8
    杉咲花&若葉竜也「親密報道」後も評価上昇 「アンメット」の演技にはゴシップを超える力がある

    杉咲花&若葉竜也「親密報道」後も評価上昇 「アンメット」の演技にはゴシップを超える力がある

  4. 9
    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

  5. 10
    まるで大使館…剛力彩芽&前澤社長の“100億円豪邸”を発見

    まるで大使館…剛力彩芽&前澤社長の“100億円豪邸”を発見