寝過ぎて頭が痛くなるのはなぜでしょうか…解消法はある?
最近は、自宅での長時間のデスクワークやオンライン会議など同じ姿勢でパソコンに向かう方が多く、首や肩に疲労がたまりがち。猫背の方も、緊張型頭痛を発症しやすいです。
対処法については、片頭痛の場合、頭を冷やすのが効果的です。血管は体温が下がると収縮するので、濡れタオルや氷枕を患部に当てて血管の収縮を促します。また、カフェインを取るのも有効です。血管の拡張をコントロールする働きがあるので、起床時に頭痛があればお茶やコーヒーを飲むといいでしょう。
緊張型頭痛の場合は、首や肩周辺をぬるま湯で温めます。温めると筋肉の緊張がほぐれ、症状の改善が期待できます。頭部、首、肩をマッサージし、凝り固まった筋肉をほぐすのもいいでしょう。
予防法は、枕の高さを調節すること。低めがよいので、バスタオルを枕として使うのがおすすめです。
2つ折りから4つ折りにしたバスタオルを敷いて、頭部と体がまっすぐの状態で眠れるようにします。横向きに寝る方は、バスタオルを俵状に丸めて、肩と頭部の隙間を埋めます。寝る体勢を改善すれば緊張状態の筋肉がほぐれます。