著者のコラム一覧
田中智子「うぐいすヘルスケア株式会社」代表取締役

シーメンスの補聴器部門でマーケティングの勤務を経て、2020年補聴器販売会社「うぐいすヘルスケア株式会社」設立。認定補聴器技能者資格保持。

本当に聞こえていますか? 耳年齢チェックのウェブサイトに注目

公開日: 更新日:

子どもたちが聞こえると言っている『20代』の音が、私には聞こえない」

 あるTwitterの投稿をきっかけに、一気に話題となったのが、「耳年齢」を手軽に調べられるパナソニック補聴器のウェブサイトです。

 10段階の周波数の音が収録されていて、高音域のボタンには20代から60代の「耳年齢」の目安が記されています。加齢による聴力の低下は高音域から始まりますから、高い音が聞き取れないほど「耳年齢」が高い、つまり聞き取れない音がある可能性が考えられるわけです。

 加齢による聴力の低下はゆっくりと進むため、聞こえづらくなっていても自覚がありません。痛みなどもないので「困っていない」と思い込んでいる人もいます。しかし、知らず知らずのうちに周りから孤立しているかもしれません。耳鼻科でいきなり聴力をチェックするのに抵抗がある人は、補聴器メーカーなどが聴力を気軽にチェックできるサイトを公開しているので、それらを利用してはいかがでしょうか?

 前出のパナソニック補聴器のようなものもありますし、「みんなの聴脳力チェック」というAndroidのアプリでは、20文字の短音が再生され、その言葉を当てるクイズ形式でチェックできます。これは、音だけでなく言葉の聞き取り具合もチェックでき、さらに履歴を残せるスグレもの。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ